このページでは方眼Diff v1.1.0 で追加・変更された内容をご紹介します。今回は、比較の「対応付け」を利用者の意図に合わせて手で調整できる新機能を中心に、いくつかの不具合を修正しました。
1. 比較を手で調整できる「重み・ピン留め」機能を追加
シート同士を比較すると、方眼Diff は行・列の対応関係(どの行がどの行に当たるか)を自動で推定します。ほとんどの場合はこれで十分ですが、表の作りによっては意図とは違う対応付けになることもあります。v1.1.0 では、この対応付けを利用者が手で調整できるダイアログを追加しました。
シート対応の編集画面から対象のシートを開くと、左右のシートを並べた調整画面が表示され、次の操作ができます。
- 重み付け:行・列ごとに「重視/標準/軽視」を指定できます。「重視」した行・列は対応付けで優先され、「軽視」した行・列は影響を弱めます。左右それぞれに指定できます。
- ピン留め:左右の行・列の対応をドラッグ操作で手動で固定できます。固定した対応は自動推定より優先されます。
- 対応なしの指定:特定の行・列を「どこにも対応させない」ものとして扱えます。
調整した内容は、比較をやり直すと反映されます。調整は比較対象を変えるまで保持されます。
なお、これらの調整は MCP サーバ経由で AI からは従来から行うことができ、対話しながら「この列を重視して」「この行を固定して」といった調整が可能でした。今回の更新で、同じ調整を画面上でも直接行えるようになりました。
2. 不具合の修正
.xls形式で埋め込みグラフを含むブックを比較すると、シートの対応がずれることがある問題を修正しました。- Strict Open XML 形式で保存されたブックの内容が、空として扱われてしまう問題を修正しました。
- 「行の挿入/削除を考慮する」「列の挿入/削除を考慮する」を OFF にしているにもかかわらず、行・列の挿入・削除・移動が考慮されてしまう場合がある問題を修正しました。
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