v0.20.0 新機能紹介

このページでは方眼Diff v0.20.0 で追加された新機能をご紹介します。

1. シート同士の自動マッチングの精度向上

ブック同士やフォルダ同士の比較を行う際、自動でシート同士のマッチング(組み合わせ決定)が行われます。

以前のバージョンではマッチングの精度が低く、本来は比較対象としてマッチングされてほしいシート同士がマッチングされないという問題がありました。

マッチングアルゴリズムを見直すことにより、似た名前のシート同士がより精度高くマッチングされるようになりました。

 

2. シート同士の組み合わせ編集機能の追加

上述の通りシート同士の自動マッチング(組み合わせ決定)の精度を向上させましたが、それでも意図した組み合わせにならないことがあります。

そんなときのために、シート同士の組み合わせを手動で変更できる機能を追加しました。

比較対象ブックを指定すると、「」ボタンが有効になります。このボタンを押すと、自動マッチングされたシートの組み合わせがダイアログで表示されます。

このダイアログでシートの組み合わせを変更することができます。

まず、「」ボタンを押すことで、シート同士の組み合わせを解除することができます。

次に、組み合わせたいシートをドラッグ&ドロップすることにより、希望するシート同士を組み合わせることができます。

「OK」ボタンを押すことで、指定した組み合わせを確定させることができます。

現在のバージョンでは、この機能はブック同士の比較の場合のみ利用できます。
将来のバージョンで、フォルダ同士の比較の場合にも利用できるようにする予定です。

 

3. 軽微な改善

  • 統計情報(report.json)出力機能の改善
    • 統計情報に比較実行日時が出力されるようにしました。
    • 比較失敗時にも統計情報が出力されるようにしました。比較失敗時の統計情報には、発生したエラーの種類が出力されます。
  • パスワード管理方法の改善
    • パスワードの掛かったExcelファイルを指定した際、これまでのバージョンではその都度パスワードを入力する必要がありましたが、方眼Diffを立ち上げている間は、同じファイルのパスワード再入力を省略できるようになりました。
  • バグ解消、パフォーマンス改善
    • ファイルのドラッグ&ドロップでアプリが落ちることのあるバグが解消しました。
    • 内部の処理方法を見直し、パフォーマンスを改善させました。

 


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方眼Diffが皆様のお役に立つことを願っております。

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