このページでは方眼Diff v1.3.0 で変更された内容をご紹介します。今回は、比較処理の大幅な高速化と、精度モードの整理(3段階→2段階)を行いました。
1. 比較処理の大幅な高速化
行・列の対応付け処理を高速化しました。特に行数・列数の多いファイルで効果が大きく、開発環境での実測例では、約7,700行の表同士の比較が15秒前後から2秒弱になりました(効果はファイルの内容により異なります)。
2. 精度モードを2段階に整理
実行オプションの精度モードを、従来の3段階(速度/バランス/精度)から2段階(速度優先/精度優先)に整理しました。
- 従来の「バランス」は、実際のご利用では「精度」とほとんど同じ結果・同じ処理時間になることが多かったため、「精度優先」へ統合しました。
- 既定は「精度優先」です。保存済みの設定が「バランス」だった場合は、自動的に「精度優先」へ引き継がれます。
- 「速度優先」は、精度をやや譲る代わりに処理時間を短くしたいとき(特に大きなファイル)にご利用ください。
- コマンドライン版(CLI)の
--accuracyはspeed|preciseの2値(既定precise)になりました。旧値standardも互換のため引き続き受け付けます。
3. 比較結果の改善
- 特定の条件で行・列の対応付けが最適にならないことがある問題を修正しました。
- 行・列の移動判定を調整し、移動の取りこぼしを減らしました。
これらの変更により、同じファイル同士でも、以前のバージョンとは対応付けや差分の結果が変わる場合があります。
4. その他の改善
- AI 連携(MCP)の比較の既定設定を、GUI・CLI の「精度優先」と同一に統一しました。
- 一部の表示文言を改善しました。
- 内部実装を整理しました。
ご利用いただく中で不具合・改善要望・ご質問等がございましたら「お問い合わせ」ページからお寄せください。 方眼Diff が皆様のお役に立つことを願っております。