Release Notes ・ 2026年8月5日

v1.4.0 リリースノート

本ページは v1.4.0 リリース時点(2026年8月5日)の情報です。 機能や仕様はその後変更されている場合があります。最新の内容は使い方機能の紹介 をご覧ください。

このページでは方眼Diff v1.4.0 で変更された内容をご紹介します。今回は、一部のファイルを正しく読み取れていなかった不具合の修正が中心です。あわせて、大きなファイルの比較をさらに高速化し、状況をお知らせする機能を追加しました。

1. 一部のファイルで差分を見落とす不具合を修正(重要)

Excel 以外のツール(業務システムの帳票出力など)で作成されたファイルについて、セルの内容を読み取れず「差分なし」と誤って判定することがある不具合を修正しました。

このほか、次の読み取りの不具合も修正しました。いずれもファイルの作られ方によっては、シートや文字列がまるごと空として扱われることがあったものです。

  • ふりがな(ルビ)が設定されたセルで、ふりがなの文字が値に混ざり、画面上は同じ値なのに異なる値として扱われることがある問題
  • ファイル内部の部品の名前の付け方によっては、シートや文字列の一覧を読み取れないことがある問題
  • 旧形式(.xls)で、エラー値(#N/A など)のセルを読み取れない問題

心当たりのある方へ:これまで「差分なし」と表示されていたファイルでも、v1.4.0 で改めて比較すると差分が見つかる場合があります。

2. 大きなファイルの比較をさらに高速化

  • 省メモリモードを大幅に高速化しました。 通常時との処理時間の差が縮まっています。
  • 行・列の移動を検出する処理を高速化しました。数値が中心の大きな表で「精度優先」にすると処理が終わらないように見えることがありましたが、開発環境での実測例(約37,000行)では 92 秒から 18 秒になりました。
  • 行数の多い表を比較するときのメモリ使用量を削減しました。

効果はファイルの内容により異なります。

3. 計算結果が保存されていない数式のお知らせ(新機能)

方眼Diff は「値を比較」の場合、数式そのものではなく計算結果を比較します。ところが Excel 以外のツールで作られたファイルには、数式だけがあって計算結果が保存されていないものがあります。こうしたセルは空として扱われるため、比較結果が期待と違って見えることがあります。

v1.4.0 では、そのようなセルが含まれていた場合にお知らせするようになりました。

なお、着色したファイルを Excel で開くと、これらのセルには Excel がその場で計算した値が表示されますが、その値は比較には使われておらず、着色もされません。お知らせの文面でもこの点をご案内しています。

4. エラーの記録をファイルに保存(新機能)

予期しないエラーが発生したときの詳細を、作業用フォルダの logs フォルダに保存するようになりました。お問い合わせの際にこのファイルを添えていただくと、原因の特定が早くなります。

このファイルが外部に送信されることはありません。エラー情報の送信設定(詳細設定)の ON/OFF に関わらず保存されます。ネットワークの制約でエラー報告が届かない環境でも、手元に記録が残ることを意図した機能です。

作業用フォルダは、詳細設定の「作業用フォルダ」→「開く」から辿れます。

5. その他の改善

  • ウィンドウのサイズ・位置が次回起動時に正しく復元されないことがある問題を修正しました。
  • 行の移動と列の余剰が交差する箇所の着色を修正しました。
  • 一部の表示文言・レイアウトを調整しました。

ご利用いただく中で不具合・改善要望・ご質問等がございましたら「お問い合わせ」ページからお寄せください。 方眼Diff が皆様のお役に立つことを願っております。